EC2(linux2)で複数台のサーバが存在します。ユーザ管理が大変なので、一括管理したいと考えています。どのように管理するのがベストプラクティスでしょうか?

 

 

複数台のEC2インスタンスでユーザ管理を一括して行うためのベストプラクティスは、AWSのディレクトリサービスを使用することです。AWS Directory Serviceは、ユーザ管理やアクセス制御を一元化して行えるようにするサービスです。主なオプションは以下の通りです。

  1. AWS Managed Microsoft AD: これは、AWSが管理するMicrosoft Active Directory(AD)です。オンプレミスのADと互換性があり、AWS環境でのユーザ管理や認証、アクセス制御を行うことができます。
  2. AD Connector: 既存のオンプレミスのMicrosoft Active Directoryと接続するためのプロキシサービスです。これにより、オンプレミスのADをそのまま利用してEC2インスタンスのユーザ管理やアクセス制御が行えます。
  3. Simple AD: Sambaをベースにした独自のディレクトリサービスです。小規模な環境でのユーザ管理や認証、アクセス制御に適しています。

これらのディレクトリサービスを使用して、EC2インスタンスにおけるユーザ管理を一括で行うことができます。ディレクトリサービスの選択によっては、IAM(Identity and Access Management)と連携してさらに細かいアクセス制御を行うことも可能です。状況や要件に応じて、適切なディレクトリサービスを選択し、一括管理を実現してください。

 

EC2(linux2)で複数台のサーバが存在します。ユーザ管理が大変なので、一括管理したいと考えています。どのように管理するのがベストプラクティスでしょうか?

 

EC2インスタンスの一括管理には、いくつかのオプションがあります。以下にいくつかの方法を紹介します。

  1. AWS Systems Manager

AWS Systems Managerは、クラウドリソースを中央から一元的に管理するためのサービスです。Systems Managerを使用すると、複数のEC2インスタンスを一元管理し、OSパッチ適用、ソフトウェアのインストール、ネットワーク構成などを自動化することができます。Systems Managerには、コマンド実行機能(SSM Run Command)があり、複数のEC2インスタンスに対して同時にコマンドを実行することができます。

  1. Ansible

Ansibleは、構成管理やアプリケーションデプロイメント、プロビジョニング、アプリケーションオーケストレーションなどのタスクの自動化に使用されるオープンソースのソフトウェアツールです。Ansibleは、SSHを使用して複数のEC2インスタンスにアクセスし、一元管理することができます。Ansibleの特徴としては、シンプルで学習コストが低く、多数のプラットフォームで利用可能であることが挙げられます。

  1. Puppet

Puppetは、構成管理やプロビジョニング、アプリケーションのデプロイメント、セキュリティ設定の自動化などに使用されるオープンソースのソフトウェアツールです。Puppetは、クライアント/サーバモデルを採用しており、サーバにPuppet Masterをインストールし、EC2インスタンスにPuppet Agentをインストールすることで、複数のEC2インスタンスを一元管理することができます。

以上の方法の中から、自社の状況に合ったものを選択することが重要です。また、一括管理する際にはセキュリティに十分注意し、権限管理やアクセス制御を適切に設定することも重要です。

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