AMIの更新手順-EC2を新しいAMIで起動する

前提条件

  • パブリックサブネットに1つだけEC2が存在する
  • そのEC2にEIPが1つ関連付けされている

 

メリット

なんでAMIを更新する必要があるのか?

現在運用しているEC2とAMIにデータ(OS,アプリ,DB)に差分がある場合、オペミスなどでEC2に障害があったとき、AMIの取得時期までリストアできるようにしておくため。

 

 

AMI更新手順

  1. サービスを止める(メンテナンス画面にする)
  2. 比較用データを取得しておく(DBデータ件数、ログ数、ダミー日付データなど)
  3. AMIのイメージを作成する
  4. AMIからEC2を起動する
  5. 対象のEC2を停止する
  6. 「ElasticIPアドレスの関連付けの解除」を実行する
  7. ElasticIPを新しいEC2に関連付ける
  8. 古いEC2を削除する
  9. 新しいAMI名で起動しているか確認する
  10. 古いEC2と同じVPC、サブネット、セキュリティグループ、EBS暗号化、など新しいEC2で古いEC2と同じ環境下で起動しているか確認する
  11. 比較用データと比較する
  12. アプリ動作テストをする
  13. サービスを再開する

 

予めテスト環境を作成しておく

本番環境でいきなり試すと手順を間違えたり、データが想定していた時期よりも前に戻ってしまう場合があります。

同じ本番環境をテスト環境で試してから、本番環境で実行することをおすすめします。

 

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