CloudFrontの料金体系

AWS CloudFrontの料金体系は多少複雑で、いくつかの異なる要素に基づいています。以下に主なコスト要素を簡単に説明しますが、詳細はAWS公式ウェブサイトを参照してください。

1. **データ転送量**: ユーザーに配信するデータの量に応じて料金が発生します。データ転送量が多くなるほど、単位あたりのコストは通常低くなります。

2. **HTTP/HTTPSリクエスト数**: 行われたHTTPまたはHTTPSリクエストの数に基づいて料金が発生します。

3. **キャッシュの無効化**: キャッシュを手動で無効にする操作にもコストがかかる場合があります。

4. **オリジンからのデータフェッチ**: CloudFrontがオリジン(例:S3, EC2など)からデータを取得する際のコストが発生する場合があります。

5. **追加サービス**: リアルタイムのWAF(Web Application Firewall)のような追加サービスを利用する場合、追加の料金が発生します。

6. **地域とエッジロケーション**: 配信される地域によっては料金が異なる場合があります。例えば、一部の地域でのデータ転送料金は他の地域よりも高い場合があります。

7. **専用IP**: カスタムSSL証明書を使用する場合、専用IPが必要となることがあり、その場合追加料金がかかります。

以上の要素によって、実際の料金が決まります。AWSは料金に関する詳細な情報とシミュレータを提供しているので、それを活用するとよいでしょう。

また、AWSは頻繁に料金を変更することがあるため、最新の料金情報はAWS CloudFrontの公式ウェブサイトで確認してください。

 

記事タイトル検索