目次
CloudWatchの基本的な設定の流れ
- EC2インスタンスにCloudwatchエージェントをインストールする
- CloudWatchへのアクセス許可を持つIAMロールをEC2インスタンスにアタッチする
Amazon CloudWatchはAWSの監視サービスで、AWSリソースとアプリケーションをリアルタイムで監視することができます。基本的な設定の流れは以下のようになります:
1. AWS Management Consoleにログイン
AWS Management Consoleにログイン後、サービス一覧からCloudWatchを選択します。
2. 名前空間とメトリックの選択
CloudWatchダッシュボードで、監視するAWSサービス(例:EC2, RDS, Lambdaなど)やカスタムメトリックを選択します。
3. 監視対象の設定
選択したメトリックに対して、どのような条件でアラートを発生させるか設定します。これには、しきい値(閾値)、期間、統計などが含まれます。
4. アラートの設定
アラートが発生した場合のアクションを設定します。通常は、SNS(Simple Notification Service)を使って通知を送るように設定しますが、Lambda関数をトリガーする等、他のアクションも設定可能です。
5. ダッシュボードの作成(オプション)
頻繁にチェックするメトリックをダッシュボードに追加することで、一覧性を向上させることができます。
6. ログの設定(オプション)
CloudWatch Logsを使用して、アプリケーションやシステムのログを一元的に管理する設定も可能です。
7. 保存とテスト
全ての設定が完了したら保存し、設定が正しく動作するかテストを行います。
以上が基本的な設定の流れです。
CloudWatchは非常に柔軟なサービスであり、高度な監視や自動化も可能ですが、上記の手順は最も基本的な使用ケースでよく行われる設定です。