S3ストレージクラスの種類と特徴についてまとめた記事です。

S3を利用する際に見ておくとよいでしょう。

S3ストレージクラスの種類と特徴

S3ストレージクラスは以下のものがあります。

  1. S3 One-Zone-IA
  2. S3 Intelligent Tiering
  3. S3 Standard
  4. S3 Standard IA(標準 IA)

それぞれの特徴を見ていきましょう。

S3 Intelligent-Tiering (インテリジェントティアリング)の特徴

アクセスパターンを把握するために何らか特別な開発をする必要はなく、S3を有効活用できます。

このストレージクラスには、高頻度と低頻度という2つのアクセス階層が組み込まれています。

両方の階層とも、Standard(標準)ストレージクラスと同等の低レイテンシーを提供します

 

Standard-IA(標準-低頻度アクセス)の特徴

データがあまりアクセスされないとほぼ確信している場合には、コスト節約の観点で有効です。

しかし、アクセスパターンが予測できない場合や、変わりうる場合、Intelligent-Teringが有効です。

 

One Zone-IAの特徴

One Zone-IA は長期保管で、あまりアクセスされず、クリティカルではないデータ向けに設計されています。

S3 One Zone-IA は、オンプレミスデータのセカンダリバックアップコピーの保存や、コンプライアンスや災害復旧の目的で別の AWS リージョンに既にレプリケートされているストレージなど、再作成可能なアクセス頻度の低いデータのユースケースを対象としています。

S3 One Zone-IA では、アクセス頻度の低いデータを S3 Standard-IA より 20% 低コストで単一アベイラビリティーゾーンに保存しています。

 

Standard (標準)の特徴

よくアクセスされるデータ向けに設計されています。

S3 標準は、アクセス頻度の高いデータ向けに高い耐久性、可用性、パフォーマンスのオブジェクトストレージを提供します。

S3の中では最もコストが高いストレージです。

ユースケース

予測可能なアクセスパターンを持つ動的ウェブサイトで頻繁に利用するような場合

 

 

Standard-IA (標準-低頻度アクセス)の特徴

長期保管で、あまりアクセスされないデータ向けに設計されています。

 

 

S3のストレージクラスのそれぞれの特徴

記事タイトル検索