S3 Intelligent-Tieringとは

保存するデータが予測不能なアクセスパターンを持っている場合は、S3 Intelligent-Tieringを利用することで最適なストレージ利用を自動化することができます

S3 Intelligent-Tieringには、高頻度と低頻度という2つのアクセス階層が組み込まれています。両方の階層とも、Standard(標準)ストレージクラスと同等の低レイテンシーを提供します。

モニタリングと自動化の料金を抑えつつ、S3 Intelligent-Tiering はアクセスパターンをモニタリングして、連続30日間アクセスされていないデータを低頻度のアクセス階層に移動します。

その後、そのデータがアクセスされた場合は、高頻度アクセス階層に自動的に戻されます。

すなわち、アクセスパターンが変化するような状況でも、性能の影響なく、運用のオーバーヘッドもなく、データ取り出しのための料金もなく、利用料金を節約することができます。

データがあまりアクセスされないとほぼ確信している場合には、コスト節約の観点では、Standard-IA(標準-低頻度アクセス)の利用が引き続き有益な選択となります。

しかしながら、アクセスパターンが予測できない場合や、変わりうる場合、Intelligent-Teringが有効です。

 

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