
本番環境のシステムを変更する場合、本番環境と同じテスト環境が無いと不安ですよね。
今回は本番環境しかない状態から、同じ状態に近いテスト環境を構築する手順を紹介したいと思います。
本番環境からテスト環境を作成する
前提条件
システムはVPCに1つだけEC2があるという想定です。
単純明快で誰でもわかりやすいのがメリットですが、
単純すぎて実践ではそのまま使えないのがデメリットです。
その他の前提条件は以下になります。
- 同じアカウント利用する
- システムはWEBアプリ
全く同じ環境はあり得ない
試験環境と言っても、本番環境とパラメータがすべてが同じにすることはできません。
例えば、ドメイン名やグローバルIPアドレスなどはグローバルに一意のものを利用しなければならないので、
どうしても本番環境とテスト環境で差分がでる箇所があります。
テスト環境の構築手順
- テスト環境のVPCを作成する
- テスト用のドメインを作成する
- 本番環境のサービスを止める
- 本番環境のAMI作成する
- 本番環境のAMIをテスト環境にコピーする
- テスト環境のAMIからEC2を起動する
- WEBアプリテストを行う