
目次
AMIの更新手順-EC2を新しいAMIで起動する
前提条件
- パブリックサブネットに1つだけEC2が存在する
- そのEC2にEIPが1つ関連付けされている
メリット
なんでAMIを更新する必要があるのか?
現在運用しているEC2とAMIにデータ(OS,アプリ,DB)に差分がある場合、オペミスなどでEC2に障害があったとき、AMIの取得時期までリストアできるようにしておくため。
AMI更新手順
- サービスを止める(メンテナンス画面にする)
- 比較用データを取得しておく(DBデータ件数、ログ数、ダミー日付データなど)
- AMIのイメージを作成する
- AMIからEC2を起動する
- 対象のEC2を停止する
- 「ElasticIPアドレスの関連付けの解除」を実行する
- ElasticIPを新しいEC2に関連付ける
- 古いEC2を削除する
- 新しいAMI名で起動しているか確認する
- 古いEC2と同じVPC、サブネット、セキュリティグループ、EBS暗号化、など新しいEC2で古いEC2と同じ環境下で起動しているか確認する
- 比較用データと比較する
- アプリ動作テストをする
- サービスを再開する
予めテスト環境を作成しておく
本番環境でいきなり試すと手順を間違えたり、データが想定していた時期よりも前に戻ってしまう場合があります。
同じ本番環境をテスト環境で試してから、本番環境で実行することをおすすめします。