
この記事ではアソシエイトーSysOps(SOA-C02)の出題班員を調べる方法の紹介と、
その内容を確認したいと思います。
AWS認定の出題範囲を確認する-SysOps(SOA-C02)-アソシエイト
ASSOCIATEーSysOps(SOA-C02)
試験ガイドを見ると出題分野や出題の比率がわかります。
以下の試験ガイドを抜粋したものになります(2022/10/20時点)
第 1 分野: モニタリング、ロギング、および修復
1.1 AWS のモニタリングおよびロギングサービスを使用して、メトリクス、アラーム、およびフィルターを実装する
- ログの特定、収集、分析、およびエクスポートを行う (例: Amazon CloudWatch Logs、
CloudWatch Logs Insights、AWS CloudTrail ログなど)- CloudWatch エージェントを使用して、メトリクスとログを収集する
- CloudWatch アラームを作成する
- メトリクスフィルターを作成する
- CloudWatch ダッシュボードを作成する
- 通知を設定する (例: Amazon Simple Notification Service [Amazon SNS]、ServiceQuotas、CloudWatch アラーム、AWS Health Events など)
1.2 モニタリングと可用性のメトリクスに基づいて問題を修復する
- 通知とアラームに基づいてトラブルシューティングまたは是正措置を講じる
- アクションをトリガーするように Amazon EventBridge ルールを設定する
- AWS Systems Manager Automation のドキュメントを使用し、AWS Config ルールに基づいてアクションを実行する
第 2 分野: 信頼性とビジネス継続性
2.1 スケーラビリティと伸縮性を実装する
- AWS Auto Scaling プランを作成および保守する
- キャッシュを実装する
- Amazon RDS レプリカと Amazon Aurora レプリカを実装する
- 疎結合アーキテクチャを実装する
- 水平スケーリングと垂直スケーリングの違いを明確にする
2.2 高可用性と回復性に優れた環境を実装する
- Elastic Load Balancing と Amazon Route 53 ヘルスチェックを設定する
- 単一のアベイラビリティーゾーンとマルチ AZ 配置 (例: Amazon EC2 Auto Scaling グルー
プ、Elastic Load Balancing、Amazon FSx、Amazon RDS など) の使用の違いを明確にする
耐障害性のあるワークロードを実装する (例: Amazon Elastic File System [Amazon
EFS]、Elastic IP アドレスなど)- Route 53 ルーティングポリシーを実装する (例: フェイルオーバー、重み付け、レイテン
シーベースなど)2.3 バックアップと復元の戦略を実装する
- ユースケース (例: RDS スナップショット、AWS Backup、RTO および RPO、Amazon Data
Lifecycle Manager、リテンションポリシーなど) に基づいてスナップショットとバックア
ップを自動化する- データベースを復元する (例: ポイントインタイム復元、リードレプリカの昇格など)
- バージョニングとライフサイクルのルールを実装する
- Amazon S3 クロスリージョンレプリケーションを設定する
- 災害対策の手順を実行する
第 3 分野: デプロイ、プロビジョニング、およびオートメーション
3.1 クラウドリソースのプロビジョニングおよび保守を行う
- AMI を作成および管理する (例: EC2 Image Builder など)
- AWS CloudFormation の作成、管理、およびトラブルシューティングを行う
- 複数の AWS リージョンとアカウント (例: AWS Resource Access Manager、CloudFormation
StackSets、IAM クロスアカウントロールなど) にわたってリソースをプロビジョニングす
る- デプロイのシナリオとサービスを選択する (例: ブルー/グリーン、ローリング、canary な
ど)- デプロイの問題 (例: サービスクォータ、サブネットのサイジング、CloudFormation およ
び AWS OpsWorks のエラー、アクセス許可など) を特定および修復する3.2 手動または反復可能なプロセスを自動化する
- AWS のサービス (例: OpsWorks、Systems Manager、CloudFormation など) を使用してデプ
ロイのプロセスを自動化する- 自動パッチ管理を実装する
- AWS のサービス (例: EventBridge、AWS Config) を使用して自動タスクのスケジューリン
グを行う第 4 分野: セキュリティとコンプライアンス
4.1 セキュリティポリシーとコンプライアンスポリシーを実装および管理する
- IAM の機能 (例: パスワードポリシー、MFA、ロール、SAML、フェデレーションアイデンテ
ィティ、リソースポリシー、ポリシー条件など) を実装する- AWS のサービス (例: CloudTrail、IAM Access Analyzer、IAM Policy Simulator など) を
使用して、アクセス問題のトラブルシューティングおよび監査を行う- サービスコントロールポリシーとアクセス許可の境界を検証する
- AWS Trusted Advisor セキュリティチェックを確認する
- コンプライアンス要件に基づいて、選択した AWS リージョンとサービスを検証する
- 安全なマルチアカウント戦略を実装する (例: AWS Control Tower、AWS Organizations な
ど)4.2 データとインフラストラクチャの保護戦略を実装する
- データ分類スキームを強化する
- 暗号化キーを作成、管理、および保護する
- 保存時の暗号化を実装する (例: AWS Key Management Service [AWS KMS] など)
- 転送時の暗号化を実装する (例: AWS Certificate Manager、VPN など)
- AWS のサービス (例: AWS Secrets Manager、Systems Manager パラメータストアなど) を
使用してシークレットを安全に保管する- レポートまたは調査結果を確認する (例: AWS Security Hub、Amazon GuardDuty、AWS
Config、Amazon Inspector など)第 5 分野: ネットワークとコンテンツ配信
5.1 ネットワーク機能と接続性を実装する
- VPC を設定する (例: サブネット、ルートテーブル、ネットワーク ACL、セキュリティグル
ープ、NAT ゲートウェイ、インターネットゲートウェイなど)- プライベート接続を設定する (例: Systems Manager Session Manager、VPC エンドポイン
ト、VPC ピアリング、VPN など)- AWS ネットワーク保護サービスを設定する (例: AWS WAF、AWS Shield など)
5.2 ドメイン、DNS サービス、およびコンテンツ配信を設定する
- Route 53 ホストゾーンとレコードを設定する
- Route 53 ルーティングポリシーを実装する (例: 位置情報、地理的近接性) を実装する
- DNS を設定する (例: Route 53 Resolver)
- Amazon CloudFront と S3 オリジンアクセスアイデンティティ (OAI) を設定する
- S3 の静的ウェブサイトホスティングを設定する
5.3 ネットワーク接続問題のトラブルシューティングを行う
- VPC の設定 (例: サブネット、ルートテーブル、ネットワーク ACL、セキュリティグループ
など) を解釈する- ログの収集と解釈を行う (例: VPC フローログ、Elastic Load Balancing のアクセスロ
グ、AWS WAF ウェブ ACL ログ、CloudFront ログなど)- CloudFront キャッシュの問題を特定および修復する
- ハイブリッド接続とプライベート接続に関する問題のトラブルシューティングを行う
- 第 6 分野: コストとパフォーマンスの最適化
6.1 コスト最適化戦略を実装する
- コスト割り当てタグを実装する
- AWS のサービスとツール (例: Trusted Advisor、AWS Compute Optimizer、Cost Explorer
など) を使用して、使用率の低いリソースまたは未使用のリソースを特定および修復する- AWS Budgets と請求アラームを設定する
- リソースの使用パターンを評価して、EC2 スポットインスタンスのワークロードを見極めるマネージドサービスを使用する機会を特定する (例: Amazon RDS、AWS Fargate、EFS など)
6.2 パフォーマンス最適化戦略を実装する
- パフォーマンスメトリクスに基づいてコンピューティングリソースを提案する
- Amazon EBS のメトリクスをモニタリングし、パフォーマンス効率を向上させるために設定
を変更する- S3 のパフォーマンス機能を実装する (例: S3 Transfer Acceleration、マルチパートアッ
プロードなど)- RDS メトリクスをモニタリングし、パフォーマンス効率を向上させるために設定を変更する
(例: Performance Insights、RDS Proxy など)- EC2 の拡張機能を有効にする (例: 拡張ネットワークアダプター、インスタンスストア、プ
レイスメントグループなど)
試験の条件
- 時間:180 分
- 試験料金:150 USD
- 出題数:65 問
1問あたり、何分で解けばよいか?
- 180/65=2.7(Min)