AWS X-Rayでできること
■リクエスト動作の確認 AWS
X-Ray では、アプリケーション全体で転送されるユーザーリクエストがトレースされます。アプリケーションを構成する個々のサービスやリソースによって生成されるデータが集計されるため、アプリケーションの実行状況をエンドツーエンドで確認できます。
■アプリケーションの問題の検出
AWS X-Ray を使うと、アプリケーションの実行状況についてのインサイトを収集して、問題の根本原因を調べることができます。X-Ray のトレース機能を使ってリクエストのパスをたどると、パフォーマンスの問題の原因と、問題に関係するアプリケーション内の場所を特定できます。また、X-Ray には注釈機能があり、トレースにメタデータを付加できます。これにより、トレースデータにタグを付けてフィルタリングすることができるため、パターンを発見して、問題を診断できます。
■アプリケーションのパフォーマンスの向上
AWS X-Ray によりアプリケーションのパフォーマンス上のボトルネックを特定できます。X-Ray のサービスマップにより、アプリケーション内のサービスやリソースの関係をリアルタイムで表示できます。高いレイテンシーが発生している場所を簡単に検出し、サービスのノードとエッジのレイテンシーのディストリビューションを視覚化し、アプリケーションのパフォーマンスに影響を与える特定のサービスやパスをドリルダウンすることができます。