Memcachedとは

 

Memcachedの特徴

  • シンプルなデータ型が必要である
  • 複数のコアまたはスレッドを持つ大きなノードを実行する必要がある
  • システムでの需要の増減に応じてノードを追加または削除するスケールアウトおよびスケールイン機能が必要である
  • データベースなどのオブジェクトをキャッシュする必要がある
  • キーストアの永続性は必要ない
  • バックアップと復元の機能が必要でない
  • 複数のデータベースを利用できない

 

ユースケース

要件

セッション管理には非常にシンプルな構成で高性能なパフォーマンスが必要で、かつマルチスレッド対応が可能な構成する。

 

対応

WEBアプリケーションをホストするEC2インスタンス群に対して、AutoScalingを設定します。

データベース層のセッション処理にElastiCache Memcachedを利用して、CloudWatchによるモニタリングを実施し、リードレプリカを設定したRDSをデータベースとして利用する構成とします。

ウェブサーバーは、読み取り操作にElastiCache Memcachedを使用し、トラフィックの変動を監視してそれに応じてスケールイン/スケールアウトするように自動スケーリンググループに通知するCloudWatchを使用します。

さらに、RDSのリードレプリカを使用して、読み取りが多いワークロードを処理します。

Memcached はマルチスレッドであるため、複数の処理コアを使用できます

 

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