
Route53でできる3つのヘルスチェック
- エンドポイントをモニタリングするヘルスチェック
- 算出したヘルスチェックを監視するヘルスチェック
- CloudWatch アラームをモニタリングするヘルスチェック
エンドポイントのヘルスチェック
IP アドレスあるいはドメイン名で特定するエンドポイントをモニタリングできます。
指定された一定の間隔で、Route 53 は、自動リクエストをインターネット経由でアプリケーションやサーバーなどのリソースに送信して、そのリソースが到達可能、使用可能、機能中であることを確認します。
算出したヘルスチェックを監視するヘルスチェック
利用できるウェブリソース数が指定する閾値を下回る場合に通知を行うように設定できます
CloudWatch アラームをモニタリングするヘルスチェック
下記CloudWatch メトリクスのステータスをモニタリングする CloudWatch アラームを作成できます。
- Amazon DynamoDB データベースへのスロットル読み込みイベント数
- 正常に機能していると推測される Elastic Load Balancing の数
Route53のヘルスチェック
Route 53 はヘルスチェッカーからデータを集計し、エンドポイントが正常であるかどうかを判断します
Route53のヘルスチェッカーの動作
■18% を超えるヘルスチェッカーがエンドポイントを正常であるとレポートした場合、Route 53 はそのエンドポイントを正常と見なします。
■ヘルスチェッカーが正常であるエンドポイントが 18% 以下であるとレポートした場合、Route 53 はそのエンドポイントを異常と見なします。 個々のヘルスチェッカーが、エンドポイントが正常であるかどうかを判断するために使用する応答時間は、ヘルスチェックのタイプによって異なります。
■HTTP/HTTPS ヘルスチェック _ Route 53 が、エンドポイントとの TCP 接続を 4 秒以内に確立できることが必要です。加えて、接続後 2 秒以内に、HTTP ステータスコード 2xx または 3xx でエンドポイントが応答する必要があります。
■TCP ヘルスチェック - _ Route 53 が、エンドポイントとの TCP 接続を 10 秒以内に確立できることが必要です。
■HTTP/HTTPS ヘルスチェックと文字列一致 _ HTTP/HTTPS ヘルスチェックと同様に、Route 53 はエンドポイントとの TCP 接続を 4 秒以内に確立し、そのエンドポイントが接続後 2 秒以内に 2xx または 3xx の HTTP ステータスコードで応答する必要があります。