output.tfを利用するterraformコマンド例
outputs.tf に関連する Terraform コマンドの中で、出力変数の値を取得したり操作したりする際に使用するコマンドを以下に示します。
1. **出力変数を表示**:
terraform output
2. **特定の出力変数を表示**:
terraform output <output_variable_name>
例: VPCのIDを表示する場合：
terraform output vpc_id
3. **出力変数をJSON形式で表示**:
terraform output -json
4. **特定の出力変数をJSON形式で表示**:
terraform output -json <output_variable_name>
5. **出力変数をraw形式で表示**:
terraform output -raw <output_variable_name>
例: VPCのIDをraw形式で表示する場合：
terraform output -raw vpc_id
6. **出力変数の値をシェルスクリプト等で利用**:
INSTANCE_IP=$(terraform output -raw instance_public_ip)
7. **特定のワークスペースの出力変数を表示**:
terraform output -state=<path_to_workspace_state_file>
8. **特定のワークスペースの出力変数をJSON形式で表示**:
terraform output -json -state=<path_to_workspace_state_file>
9. **モジュール内の出力変数を取得**:
terraform output module.<module_name>.<output_variable_name>
例: 名前が "networking" のモジュール内の "vpc_id" 出力変数を取得する場合：
terraform output module.networking.vpc_id
10. **Terraform Cloud/Enterprise のリモートバックエンドからの出力変数の取得**:
terraform output -remote
これらのコマンドは、outputs.tf に定義された出力変数の値を取得する際のもっとも一般的な使用例です。Terraformのプロジェクトやワークスペースによっては、異なるオプションやコマンドの組み合わせを利用することも考えられます。
