uvicornって何?

uvicorn は、ASGI(Asynchronous Server Gateway Interface)仕様に基づく、軽量で非常に高速なASGIサーバーです。

Pythonの非同期Webアプリケーションやフレームワーク(例: FastAPI, Starlette, Quartなど)で利用されます。

 

以下、uvicorn の主な特徴と点について説明します:

  1. 高速性: uvicorn は、非同期I/Oをサポートすることで高いパフォーマンスを実現しています。

  2. WebSocketサポート: ASGI仕様に基づいているため、WebSocketsやHTTP/2、Server-Sent Eventsなどのプロトコルもサポートしています。

  3. ホットリロード: --reload オプションを使うことで、コードの変更を自動的に検知し、サーバーを再起動することができます。これは開発中に特に便利です。

  4. 複数のワーカープロセス: 多くの接続を処理する必要がある場合、uvicorn は複数のワーカープロセスを起動して処理を分散することができます。

  5. 拡張性: ミドルウェア、アプリケーション、プロトコル、ループをカスタマイズするためのフックが提供されています。

uvicorn を使用することで、非同期WebアプリケーションやAPIの開発・デプロイが簡単で効果的に行えます。特にFastAPIとの組み合わせは非常に人気があり、この組み合わせを利用することで高速なAPIを短時間で実装できます。

 

どのようにインストールするのですか?

uvicorn をインストールするには、Pythonのパッケージ管理ツールである pip を使用します。

以下の手順で uvicorn をインストールできます:

  1. pipを使用してuvicornをインストール:

ターミナルやコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。

pip install uvicorn
  1. (オプション)FastAPIと同時にインストールする場合:

FastAPIとuvicornを同時にインストールする場合、次のコマンドを使用します。

pip install fastapi uvicorn
  1. インストールが完了したら、ターミナルやコマンドプロンプトで uvicorn コマンドを使用してASGIアプリケーションを起動できるようになります。

注意: pip コマンドが正しく動作しない場合や、システムに複数のPythonのバージョンがインストールされている場合は、pip3python -m pip を使用することで問題を解決できることがあります。

 

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